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松くい虫被害で枯れた松を伐採をする作業員=天城町
平成26年3月1日(金)
”松くい虫被害” 徳之島全域に拡大    
 一見紅葉のようにも見える松くい虫被害が徳之島全島に拡大している。 これは「マツ材線中病」と呼ばれる侵入病害の一種で、媒介虫のカミキリムシが松の細胞を破壊、感染後は葉が赤くなり枯死する病気である。
徳之島では天城町の被害が著しく、11年度の被害容量は233立方㍍で前年度の倍近くになっている。 県は被害の最先端地域を優先的に、徳之島などを中心に駆除を進めている。 薬剤の空中散布は希少動植物などへの配慮から実施せず枯れた松を伐採してビニールで包み、薬剤で燻蒸する伐採駆除に力を入れている。 徳之島町でも先日から、被害木の伐採作業が行われている。


 紅葉のように見える松くい虫被害=天城町
伐採された被害松=徳之島町母間 天城町
 
 伐採した松をビニールで包み、薬剤燻蒸=天城町
 

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