天城町浅間にある洞窟「ウンブキ」で2011年、地元の写真家山田文彦さん(47)が捕獲したイワアナゴが専門家の調査で国内初確認と分かり捕獲場所の地名から「ウンブキアナゴ」と命名された。
調査依頼を受けた神奈川県立「生命の星・地球博物館」学芸員の瀬能宏さんらが国内初確認で、分布北限として「ウンブキアナゴ」と命名発表した。
アナゴが捕獲されたウンブキは、海岸から約400m内陸部にあり、鍾乳洞を通じて海とつながっている。 昭和35年頃までは遠足で児童・生徒らが多く訪れていた。 約10年ほど前、ロープにぶら下がって中に入ってみたが、土砂の流入やゴミ捨て場と化し足の踏み場もなかった。 その後、天城町によって整備され、昨年から観光地として一般公開されている。
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