ティダマンデの徳之島 Home
過去の検索
オオアマミテンナンショウ=伊仙町にて
平成20年2月13日(水)               
絶滅危惧・徳之島固有種 オオアマミテンナンショウ
徳之島固有の多年草でサトイモ科、和名はこの仲間の中国名 「天南星」が由来。
中国大陸南部に近縁種が分布していて、奄美諸島が大陸から分離された古い時
代から残存分化した植物と考えられている。 花期は1月〜2月。
環境省の絶滅評価では、ごく近い将来絶滅の危険性の高い種である「絶滅危惧T
A」に指定されている。 本種は徳之島南部の石灰岩土壌に自生地があったが、相
次ぐ畑地造成などにより最近はほとんど見かけなくなった。
他に、アマミテンナンショウ(奄美大島・徳之島固有種)、トクノシマテンナンショウ
(徳之島固有種)がある。