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    工場を案内する幸山芳人さん=南西糖業徳和瀬工場
平成20年3月25日(火)         
終盤に入った 南西糖業徳和瀬工場見学
今期操業を来月15日まで予定している南西糖業徳和瀬工場の圧搾工程見学会に
同行した。 幸山芳人さんの案内で一階から四階まで、サトウキビの流れに沿って見
学。 構内は一階に工場本部や発電室があり、二階は清浄室、三階は助晶室、四階
は結晶缶室からなる。 構内はオートメーション化が進み、モニターを見ながら管理
されている。環境面にも配慮がなされ、原料から出るバカス(搾りかす)を使用して一
日1700KW(一般家庭千五百軒を賄う分)の電力を生産、工場内のすべての電力
を賄っている。
同工場での一日の生産量は約1千d。 今期の搾り量を伊仙、徳和瀬両工場で23
万1千dを予定している。 この量は国内の1%にしか満たないという。 生産された
原料糖は大阪や東京などに輸送され、外国産と混ぜて白糖になり市場に出回る。

操業期間中、工場内の見学が出来る。(希望者は下記へ連絡して下さい。)
連絡先:0997−82−0167 南西糖業(株)徳之島事業所徳和瀬工場


【写真特集】
手前の手刈りは傷みが遅いので奥の機械刈りから先に処理 ハーマは扇風機で飛ばして集め堆肥センターで堆肥に
粉々に さらに綿状に
機械刈りには空き缶やカマなども紛れ込んでいる 結晶缶自動煎糖装置
モニターを見ながら管理 60度で沸騰するように省エネ化が計られている
最終工程 出来立ての原料糖