ティダマンデの徳之島 Home
過去の検索
色鮮やかな108点の「海中写真展」=徳之島町文化会館,
平成20年4月25日(金)         
徳之島移住35年を記念して 板垣さん海中写真展」  
   =どこも元気なサンゴと魚沸く海だったが、今は?=  
徳之島町山の海洋写真家、板垣雄弼さん(70)=徳之島サブマリンフォトス代表=
「板垣雄弼海中写真展」が24日から徳之島町文化会館で開かれている。
板垣さんは島根県出雲出身で、1970年初めて潜った徳之島のサンゴ礁の海に魅
せられて73年に移住。 徳之島、奄美、沖縄、小笠原に夢幻の海中世界を求めて写
真撮影に熱中。 76年「コブシメの産卵」写真で朝日新聞読者コンクール年度賞で準
日本一を授章。 著書に「ふしぎなイカーコブシメの誕生」がある。 また日本で初めて
「サンゴの一斉産卵」を撮影、全国的に話題を呼んだり、「コブシメの徳之島」を全国
に紹介。徳之島観光の知名度アップにも貢献している。
会場には、色鮮やかなサンゴや水中生物、コブシメの交接など108点が展示されて
いる。 ひときわ目を引く、赤土に染まった海と川の写真数点も。題は「20年後でも赤
土が」。 説明文には、工事終了後、20年経っても流入した赤土は海底に厚く堆積し
たまま、赤いヘドロと化しシケの大波で舞い上がり、海洋生物達に甚大な被害をもた
らす。と記されている。今年は「国際サンゴ礁年」、サンゴ礁保全の啓発の一翼も担
っている。

展示期間:4月27日まで、(午前10時〜午後6時、最終日27日は午後5時まで)
入場無料 

板垣さん関連記事 ここ