ティダマンデの徳之島 Home
過去の検索
真っ赤に熟れた野イチゴ=14日、母間にて
平成20年5月15日(木)         
イチュビ (野イチゴ) の熟れるころ
林道沿いなどで赤やだいだい色に熟した野イチゴが見られる季節になった。
トゲの有るものや、葉に切れ込みがあるものなど数種類がある。赤く熟した丸い実
の直径は2〜3センチ前後で、だいだい色の実は2センチ前後。口に入れると両方
とも甘酸っぱい味がする。
だいだい色の実を着けるのは南方系のキイチゴ「リュウキュウイチゴ」で、葉はモミ
ジのように切れ込まず、卵形で葉にトゲや毛が無いのが特徴。
樹皮にトゲがあり、枝に紅紫色の毛が密生し、葉に凹みが顕著なのが落葉低木の
「リュウキュウバライチゴ」。 昔は子供たちのおやつ代わりとして重宝がられていた
が物余りの昨今は振り向きもしない。

                                                  
リュウキュウバライチゴ リュウキュウイチゴ