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花徳小の複式指導=左向き3年生、 右向き4年生。
平成20年5月30日(金)         
創立114年目の花徳小で複式指導元年
徳之島町立花徳小学校(篠崎明人校長)の学校便り「昇竜」に「本校複式指導元年」
と書かれているのが目に留まり、先日、十数年ぶりに授業参観に出かけてみた。
10名の新入生を迎え、総勢64名の児童と11名の職員、5学級で平成20年度がス
タート。
3年生4名、4年生10名、計14名が背中合わせで「複式学級」として、同一教室で学
んでいる。 一学年80人余りいた50年前には想像も出来ない光景である。
体育館に掲げられた校歌には 「学びの友の500余が 朝にゆうべに きたえみがく香
も高し 花徳校」と唄われている。 昭和30年代、500余りいた児童数も約十分の一
に減少。少子高齢化の波が急速に押し寄せてるようである。
複式授業では教師がついての直接指導、教師が他学年の指導に当たっている間の
間接指導があり、間接指導の時間は子どもたちは自分で課題解決をしなければなら
ない。
教師も一人二役をこなさなければならず大変そうである。 担任の家村先生は「二学
年一緒に教えるのは初めての経験で大変だ」と話す。
                                                 
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