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梅雨空に満開のデイゴ=1日、花徳にて
平成20年6月2日(月)         
色鮮やかな深紅のデイゴ 梅雨空に満開
連日の降雨でやっと梅雨らしくなって来た。 奄美地方の梅雨明けは例年6月末で、
これか約一月うっとうしい日が続く。 降りしきる雨の中、緑の葉にアクセントをつけ
るようにデイゴの花が満開に咲き、人目を楽しませている。
奄美・沖縄で問題化しているデイゴの害虫「デイゴヒメコバチ」による被害調査によ
ると、加計呂麻島のほぼ全域で被害が確認され、与論島と与路島を除く奄美の各
島で被害が確認されている。対策は手付かずの状態であることから今後の被害拡
大と立ち枯れが懸念される。 被害の著しい石垣島のデイゴはあと数年で無くなって
しまうだろうと言われている。
デイゴヒメコバチはデイゴの柔らかい茎や葉に卵を産みつけ寄生、虫こぶを作り立
ち枯れを起こす。 毎年、満開の花を咲かせる畦海浜公園や集落内のデイゴの花が
一つも咲いていないのが少し気がかりである。。


                                                 
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