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徳之島の魅力について講演した美延さん
平成20年7月10日(木)         
子育てから学んだ『徳之島の魅力』 花徳小で美延さんが講演 
     〜昭和初期〜30年代の花徳地区の写真展 同時開催〜   
徳之島町立花徳小学校(篠崎明人校長、児童数64人)で9日、伊仙町阿三出身の
美延睦美さん(45)を迎えて、「将来、社会でいきいきと活躍できる子どもを育てる」
をテーマに講演が行われた。 美延さんは三人の子育てをしながら、さまざまなボラ
ンティア活動をする傍ら、島の岩石や植物など多方面の研究をしている。
講演で花徳地区の岩石や地質の説明もあり、同地区に見られる多くの石垣は約12
0年前の「亀甲乱れ積み」と呼ばれるもので、また里久浜にある地質は特異で自慢し
て欲しいと話した。
徳之島は他に例のない特異な地質をした島で、特異な地質には、特異な動植物が
育ち生息する。これらの貴重な動植物を絶やさず、守り、伝えたいと徳之島の魅力
をたっぷり語った。

 「知ってる徳之島 知らなかった徳之島」と題して当サイトの写真展も同時開催。
徳之島の風景、徳之島固有動植物、昭和初期から昭和30年代までの花徳集落の
写真など約50点を展示。 地域住民らも参加して、約60年前の茅葺(かやぶき)の
我が家を見つけて懐かしがっていた。 昭和30年ごろ花徳中(東天城中の前身)で
教鞭をとっていた山本克孝さん(89)は、当時の教え子や懐かしい校舎を見て、昔
の記憶を手繰り寄せていた。
昭和初期の我が家を探す参加者
約60年前の中学時代の我が姿を見つけて懐かしがる参加者
                                                
【展示写真の一部】 画像をクリックすると拡大します
昭和初期の花徳小 昭和30年ごろの花徳集落
昭和30年ごろ花中職員室 昭和47年上花徳敬老会
残りは近々徳之島今昔館に掲載予定