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ガジュマルの下であった「闘牛教室」
平成20年7月18日(金)         
〜チャンピオンが花徳小にやって来た〜
薬物乱用防止教室
 ”闘牛からのアプローチ”
徳之島町立花徳小学校(篠崎明人校長、児童数64人)で17日、同校のシンボルツリー、
ガジュマル(昇竜)の下で闘牛の専門家を招いて「闘牛教室」が行われた。 講師は、中量
級チャンピオンを5度防衛した「琉球白虎」の持ち主、古田正仁さん=同町諸田=。
徳之島の実態として、闘牛小屋に頻繁に出入りする子どもがいること。闘牛小屋で生徒指
導上の問題が起こっていること。 賭博などの違法行為が行われていること。子どもたちも
賭博で大きな金を手にする事が出来る環境にあること。 闘牛賭博で手にする額が大きく
小中学生でもドラッグが手に入る環境にあるなど、闘牛に伴う様々な問題を正面から捉え
プラス面マイナス面について、子どもたちに直接メッセージをおくって、違法行為に気付か
せ、正しい選択や行動を目指した。
この授業は、児童達で実行委員を作り、歓迎の横断幕を作ったり、当日の司会進行も児
童達で行った。

 古田さんから、牛の歯は下あごにあることや鼻が急所であること、餌は1日、軽トラック1台
分を食べることなどを教わり、児童からは牛にはなぜ角があるのか、角の先はなぜ黒いの
かなど沢山の質問があった。
最後は、チャンピオンに直接触れて感触などを確かめた。


中量級チャンピオン「琉球白虎」に直接触れる児童