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開花したメヒルギの花
平成20年7月19日(土)         
〜マングローブになれるか?〜
岡前のメヒルギ満開 
今日から44日間の夏休みが始まる。 夏休みは日頃出来ない色んなことに挑戦す
るいい機会でもある。 天城町のB&G財団天城海洋センター横の干潟のメヒルギ
の花が見ごろを迎えている。 近くまで行くのはぬかるんでいて、足を取られるので、
上の道路から双眼鏡で見ると、筒状でめしべの胚珠をしっかり包み5枚に分岐した
純白の花を目にする事が出来る。 メヒルギの花は果実となった後、枝についたま
ま発芽し、母樹から養分を吸収しながら成長する珍しい胎生植物で、翌年6月頃母
樹から離れて落ち、泥にささったり、塩で運ばれた地で根をおろして成長する。
人工的に植えられたメヒルギも近年自然増殖が見られ、近い将来、マングローブを
形成する可能性もある。
湿地には私達の目を楽しませてくれる様々な生き物たちの営みがある。 メヒルギか
ら少し北の方へ目をやると「ミナミコメツキガニ」と思われる大集団がうごめき、大き
なハサミを上下に振り、潮を手招きするような仕草ををする「シオマネキ」の集団など
様々な生物を目にする事が出来る。


満月の下、純白の花が次々開花=17日午後11時頃浅間にて
ドラゴンフルーツ満月の下 次々開花
天城町浅間で満月に照らされて、ドラゴンフルーツの白い大輪が次々と開花を始
めた。 約1ヶ月でピンク色の実を結ぶ。 花は茎先などに夜中に咲き始め、明け
方にはしぼむ。