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葬儀後海岸で手を洗い身を清める風習=面縄
平成20年9月12日(金)
島の風習   〜改葬〜
島の風習は各集落によって色々と異なる。 3年ほど前、伊仙町のある集落で「洗骨」(骨
上げ・改葬)を拝見する機会があった。島で最も寒い2月の午前1時過ぎのこと。親類等が
墓に集まり、女性は墓の横にある釜でお湯を沸かし、男性は墓石を移動して骨を上げ、お
湯で洗骨を行う。そうこうしているうちに集落の人達が三々五々と集まり、墓の横の広場
には大きな円陣が出来、酒盛りが始まった。(とても異様な雰囲気に感じた。)
花徳の洗骨は骨上げ後、海岸に持って行き、海水で綺麗に洗って改葬を行う。最近火葬
が多くなりこのような風習も消えつつある。
伊仙町の面縄では葬儀の後、海岸に行き、海水で手を洗って身を清める風習がある。