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半能 「船弁慶白波之伝」
平成20年9月17日(火)
薪能と郷土芸能の祭典  =奄美初の古典芸能を堪能=
奄美で初の古典芸能と郷土芸能の祭典が14日、徳之島町文化会館で開催された。
当初、母間新港多目的広場で開催予定だったが、台風13号の余波で文化会館に
場所を変更して開催。 古典芸能を一目見ようと、町内外から多くの観客が訪れた。
第一部は、同町母間の安田美樹子・リサさん親子の司会で「徳之島ちゅっきゃい
節」、「亀津浜おどり」、「手々むちたぼり」、「井之川夏目おどり」などの伝統芸能が
各保存会によって披露された。 幕間を利用して高岡町長が上下(かみしも)姿で
登場、方言混じりのあいさつで場内を沸かせた。
第二部能楽の部は、能楽囃子演奏、狂言 大蔵流「棒しばり」と半能 金剛流「船弁
慶白波之伝」が上演された。 長刀を振りかざしての躍動的な場面などに超満員の
観客は固唾をのんで見入っていた。
                                                 
上下姿で登場、挨拶をする高岡町長 狂言 「棒しばり」