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１９日、天城中学校であった「郷土学習」
平成２１年２月２０日（金）
「塔原遺跡」発見者 向井一雄氏 天中で教育講演会
〜兼久集落の琉球弧屈指の縄文時代遺跡〜
昭和５８年、兼久集落で琉球弧屈指の縄文時代遺跡「塔原（とうばる）遺跡」を発見し た向井一雄氏（８０）による郷土学習「教育講演会」が１９日、天城中学校（豊蔵洋一 校長、生徒数１２１人）で行われた。 「ユイの精神と自給自足の生活、塔原遺跡の説明」と題して、戦争体験談や遺跡発 見の経緯などを全校生徒や地域住民、保護者に講演。 「自分の生まれた故郷を知 ることは大切なことで、皆さんも島の歴史を勉強して下さい」と訴えた。 向井さんは兼久集落で農業を営み、自分の畑地から土器、石器が出土するのに興 味を持ち、遺跡調査活動を続け、昭和４８年に千間遺跡を発見、昭和５８年に塔原遺 跡を発見した。 ４０年間収集した黒曜石など多くの出土遺物を平成１９年６月から奄 美博物館で「収蔵考古資料展」として展示している。
塔原遺跡の案内板
スモモの花満開 徳之島町のスモモ園で、スモモの花が満開に咲き、見ごろを迎えている。 鹿児島地方気象台発表、１９日の徳之島の最低気温１６．４度、最高気温２２．４度。