ティダマンデの徳之島 Home
過去の検索
上花徳集落北端にある老松
平成21年3月11日(水)   
集落を見守る老松  〜徳之島町上花徳〜
徳之島町花徳の高台に人口約368人、世帯数135の集落がある。 ほとんどの住
民がサトウキビ生産を主とする農業に従事。 19−20年期のサトウキビ生産実績
は11,774dと島内屈指の生産量を誇る。 地名は花徳の上方にあるためか「上
花徳」と呼ばれ、集落の北端には集落を見守るかのように松の老木が生えている。
松の近くには「竿地泉」(ソウジイジュン)という湧き水があり、すぐそばには太平洋
と徳之島の東側一帯が見渡せる場所がある。 そこには遺跡も発見されている。
近くに住む広瀬千代さん(80)は、水道が普及してない頃、水汲みが子どもの日課
で、姉妹で喧嘩をしながら運んだものだと当時を懐かしんだ。 松の木も記憶にある
頃には大木だったので優に樹齢百年は超すと言う。
           こんな高台に湧き水がある事自体が摩訶不思議である。


〜水の徳は永遠に〜 水量が少なくなった「ソウジイジュン」