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ナンゴクホウチャクソウ=15日、天城町大和城山にて
平成21年3月18日(水) 
可憐な春の使者爛漫
ここ数日、朝晩の気温が10度を割り、日中は20度を越すという寒暖の差が激しい
日々が続いている。
自然界に目をやると、徳之島が南限の「ナンゴクホウチャクソウ」や環境省の絶滅
危惧U類に指定されている「オキナワチドリ」、「テンノウメ」など数多くの春の使者
たちが花を咲かせている。
ナンゴクホウチャクソウはトカラ列島・奄美大島・徳之島に分布。山地の林縁などに
生える多年生草本。和名の「宝鐸草」とは、花の形が寺院の軒先につるす飾り(宝
鐸)に似ていることからきている。
オキナワチドリは九州南部から沖縄に分布。小型の地生ランで海岸近くの日当たり
のいい岩場や草地などに自生。近年、生息域が減少している。


オキナワチドリ
テンノウメ (テンバイ・天梅)
シャリンバイ (車輪梅)
アマシバ (甘柴)
キキョウラン