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絶滅危惧植物の説明をする山下弘氏=19日、伊仙町中央公民館
平成21年3月20日(金) 
奄美群島を世界自然遺産へ  =伊仙町で講座=
「奄美群島を国立公園へ そして世界自然遺産登録に向けて」と題して、住民説明会
が19日、伊仙町中央公民館であった。
大久保 明伊仙町長は挨拶で 「奄美群島は、世界で唯一関心のある地域であるが、
我々地元住民の関心が少ないので、皆で取り組んでいくことを期待します」と述べた。
大島支庁環境課の笠作欣一技術主査が、世界自然遺産登録推進に向けて、地元
の理解を求める為、世界自然遺産とはどういうものかなどの説明を行った。 平成15
年、候補地19箇所を絞り込み、その中から知床、小笠原諸島、奄美・琉球諸島の3
地域が、世界遺産の登録基準を満たす可能性が高い地域として選定されている。
説明会の後、「奄美の絶滅危惧植物」の著者、山下弘氏による奄美諸島の絶滅危
惧植物の講話があり、徳之島に絶滅危惧種が110種あって、7種は徳之島固有種
との説明に、参加者は足元の貴重種に感動していた。