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展示会場で試着をする来訪者
平成21年3月23日(月) 
徳之島の伝統柄「徳中柄」をウコン染で再現
           =鹿児島市の仙太織物 里帰り展=
仙田織物株式会社(鹿児島市)=仙太 勝社長=の「本場大島紬フェアーin徳之島」が
21日から、亀津東区公民館で開催されている。
仙田織物は、戦前から紬業の盛んだった徳之島・母間で営業していたが、25年ほど
前に拠点を鹿児島市へ移し、昭和初期の図案を基にウコン染や赤土染などの技術で
本場大島紬に新しい息吹を吹き込んでいる。
大島紬は古来、それぞれの集落で作られており、奄美の島々、集落ごとの特徴的な柄
があった。良く知られているのは龍郷町で作られている龍郷柄で、この他にも秋名バラ
柄(秋名集落)、用ツバキ(用集落)、赤尾木西郷(赤尾木集落)などがある。
徳之島もかつては大島紬の大産地で「徳中柄」(徳之島の中くらいの柄)は、徳之島を
代表する柄として流通していた。 会場には徳中柄の反物をはじめ、サンゴや夜光貝を
使ってワンポイントをあしらった帯、新潟県十日町の業者とタイアップして絞りを入れた
オリジナル作品、小物などが展示されている。

【里帰り展】
 亀  津・東区公民館 3月21日〜23日
 伊仙町 ほーらい館  3月24日〜25日  
 開催時間        9時〜19時まで

徳之島の伝統柄「徳中柄」のウコン染、緑茶染、赤土染