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海岸に散乱する漂着ごみ
平成21年5月25日(月)
漂着ごみの山
先日紹介した絶滅危惧植物「リュウキュウコケリンドウ」の観察に、再度千間海岸に足を運んでみた。リーフでは7・8人が釣り糸たれ、沖の方ではダイビングを楽しむグループの姿も見られた。
観察の後、天城町から伊仙町にかけての海岸を探索したが、そこには日本、韓国、
中国、台湾製のペットボトルなどが多量に散乱していた。国土交通省の2006年調査によると鹿児島県内の、漂着ごみの量は約7千立方メートルで、全国7番目。写真に写っているペットボトルのほとんどが外国製であるが、日本から出たごみは黒潮に乗って太平洋を汚している。 大量のごみが流れ着く離島や市町村の処理経費について、国が特別の配慮をするとした「海洋漂着物処理推進法案」も今国会に提出されようとしている。