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ソテツの若葉に卵を産み付ける「クロマダラソテツシジミ」=9日、牧石
平成21年6月10日(水)
ソテツの害虫「クロマダラソテツシジミ」今年も異常発生  
雲がもくもくとわき、梅雨明けを連想させるような青空が連日広がっている。天気予報によると週末から本格的な梅雨に入る模様。 
ソテツの受粉期を迎え、受粉光景を目にするようになった。ソテツの新芽を食い荒らすチョウ「クロマダラソテツシジミ」も徳之島北部で発生している。クロマダラソテツシジミは、体長10ミリから15ミリほどのチョウで、本来は南アジアに生息しているが奄美群島では数年前から確認されている。幼虫が新芽を食い荒らし、このため新芽が枯れている姿が目に付く。木そのものが枯れることは滅多にないが、毎年被害に遭うと弱って枯れる事もある。

雌花の上に雄花をのせたソテツの受粉=9日、徳之島町牧石
梅雨明けを思わせる青空=9日、花徳郵便局