ティダマンデの徳之島 Home
過去の検索
林道を赤く染めるヤマモモの実
平成21年6月20日(土)
モモの季節
終盤を迎えた梅雨に打たれ、ヤマモモの実が落果し、林道を赤く染めている。 ヤマモモは中国大陸や日本を原産とし、常緑の高木で、成木は20mほどになり雌雄異株。樹形は落ち着いており、庭木や公園木などとしてもよく植栽される。
和名の由来は山に生え、モモの様な果実をつけることから。別名として楊梅(ようばい)、山桜桃、火実などがあり、古代から和歌などにも詠まれる。名前にモモがつくがモモはバラ科であり、ヤマモモとモモは全くの別植物である。 樹皮は楊梅皮という生薬で、タンニンに富むので止瀉作用がある。消炎作用もあるので筋肉痛や腰痛用の膏薬に配合されることもある。
島モモやスモモも食べごろを迎えている。


島モモ スモモ