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幻想的な光を放つ「シイノトモシビタケ」
平成21年7月1日(水)
闇間に点々と幻想的な光  ~シイノトモシビタケ~
奄美地方と同じ先月18日に梅雨入りした沖縄地方は既に28日、梅雨が明けた。 奄美地方は後半に入り、連日雨に見舞われたが、このところ好天気が続いている。 日中の最高気温は30度を超え、梅雨明けは秒読みの段階。
雨の日が続くとそれが煩わしくなり、暑さが続くとこれまた煩わしい。 そんな中、涼を求めて夜の林道に入ると、梅雨時期を中心に3月から11月ごろまで見られるシイノトモシビタケが闇間に点々と幻想的な光を放っている。(空気が乾燥すると2日ぐらいで消えてしまう)
傘の大きさは1~2センチ程度で、朽ちたシイの木に姿を現す。キシメジ科のキノコで昼間は茶褐色で、夜になると、ぼんやりと緑色に発光する。 このキノコはホタルと同じ「ルシフェリン」という物質を持ち、酵素反応によって光るらしい。


日中のシイノトモシビタケ