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ウミガメの産卵跡=天城町与名間海岸
平成21年7月11日(金)
ウミガメ上陸徳之島は7頭
県ウミガメ保護対策連絡協議会がまとめた2008年度上陸状況によると、上陸数が日本一の鹿児島県で、平成元年の調査開始以来、過去最多となったことが分かった。
調査は毎年4月から9月にかけて県内38市町村で行われ、自治体の職員やボランティアが上陸数を集計。08年度は9443匹が上陸、過去最多の7362匹(16年)を大きく上回った。徳之島の上陸数は前年度より37頭少ない7頭。

                   
徳之島のウミガメ上陸状況
町   名 2000  01  02  03  04  05  06  07  08
徳之島町   3   1  14   8  14  61  41  43   3
天 城 町   1   1   2   0   0   0   1   1   4
伊 仙 町   1 不明   2   3   3   2 不明 不明 不明
合   計   5   2   18  11  17  63  42  44   7
※この調査は調査時間を限定しているため、総上陸数を示すものではない


ウミガメ=徳之島町花徳海岸


徳之島・奄美間を飛ぶSF3鹿児島空港にて
徳之島と奄美航空路線補助対象に
県奄美地域離島航空路線協議会は10日、奄美地域の
航空路線を維持するため、国や県が補助する路線に奄
美空港と徳之島を結ぶ路線など4路線を選んだ。
離島の航空路線は人口減少で利用者が伸びないことな
どから毎年のように赤字になっている。このため県は平
成11年度から存続が必要とされる離島の航空路線には
国とともに、損失額や航空機の購入費の一部などを補助
している。補助には、採算が赤字であることや、普段の生
活に欠かせないこと、同じ区間を船で行き来した場合2時
間以上かかること、競合する航空会社がほかにないことな
どが条件になっている。