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好物のトカゲを巣穴に運ぶアカショウビン=徳之島町轟木
平成21年7月17日(金)
アカショウビンせっせと子育て
夏鳥として渡来し、奄美・徳之島・琉球諸島で普通に繁殖するリュウキュウアカショウビ
ン(カワセミ科)が土手や枯れ木などに営巣、子育てに追われている。徳之島町轟木の
民家の庭先で、地平面から50センチのあまり高くない所で2羽のヒナがかえり、親鳥が
カエルやトカゲなどの昆虫をせっせと運んでいる。
徳之島では生息密度が高く、朝夕、キョロロローと遠くまでこだまするような鳴き声を出
すため、5月から7月の朝はこの鳥の大合唱で明ける。美しい羽を持ち、おしゃれな鳥
であるにもかかわあらず、その巣の中の不潔さは対照的である。糞や食べ残しの餌で
異臭が漂い、しばしばウジがわいている。


巣立ちも間近なリュウキュウアカショウビンのヒナ