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一瞬の雲の切れ目から顔をのぞかせた太陽=22日午前10時40分頃、花徳にて
平成21年7月23日(木)
世紀の天体ショー
雲のすきまから時折顔をのぞかせた部分日食
日本での観測は46年ぶりとなる皆既日食が22日喜界島などで起きた。徳之島は雲が広がるあいにくの天気となったが、午前9時30分過ぎ雲の広がる中、太陽がかけ始め「部分日食」が確認された。
島内の各小学校では、日食グラスなどを手に世紀の天体ショーを楽しむ姿が見られた。花徳小学校(篠崎明人校長)の観察会では児童らが欠けた太陽に「すごい」と感動していた。
午前9時30分ごろに始まった部分日食は11時ごろに最大となり、12時30分ごろに終わった。最大となった11時ごろ、一面が薄暗くなり、気温は同日午前10時の29.6度から同11時には28.6度に下がった。
次回の日本での皆既日食は26年後の2035年9月、北陸や北関東で観測される。

日食を観測する児童ら=花徳小学校
太陽の周りには雲が=9時ごろ 空全体が雲=11時ごろ
ベランダーから観測

校庭で観測
【部分日食】 =徳之島町クロアゼにて=
午前10時ごろ 午前10時30分ごろ
午前10時50分ごろ 午前10時52分ごろ
午前10時53分ごろ 午前10時55分ごろ
午前11時 午前11時20分ごろ (この後、雲に覆われる)