特定非営利活動法人「クロウサギの里」設立発起人会が29日、天城町当部集落公民館であった。 世界に誇れる徳之島の美しい自然を未来永劫に保全するためには、今までのように個人個人で活動することには限界があり、幅広い社会貢献活動を続けるために、社会に対しての信頼性と透明性をより充実させることができる特定非営利活動クロウサギの里を設立したほうが良いとの考えから、開催された。
発起人代表者の松村博光氏のあいさの後、設立に向けての説明などが行われ、設立総会の日程などについて話し合った。
この法人は、徳之島の山林に生息するアマミノクロウサギやケナガネズミなどの希少動物及び貴重な植物などの保護保全活動を通して、自然が持つ豊かさや価値を多くの人々に伝え、自然と共生する暮らしや町づくりに寄与することを目的とする。
当部集落はずれの南部ダムの近くには、地域振興推進事業(クロウサギの里づくり事業)アマミノクロウサギ観察小屋新築工事が今年11月の完成を目指して進められている。 |