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伊仙町犬田布で開花したモリンガの花
平成21年8月4日(火)
超有用樹「モリンガ」実生5年目に開花 
モリンガの花が、伊仙町犬田布の岩井伸仁さんの庭先で開花した。5年前に種を蒔いたもので、 樹高約3メート幹の直径8センチに成長。岩井さんは秋の実りを楽しみにしている。
モリンガとはインド原産で熱帯・亜熱帯地方に自生するワサビノキ科に属する植物で、その木は病気を治し、水を浄化し、発展途上国の食料不足による栄養失調の回復に貢献している。日本ではまだ存在さえ知られていないが、外国では「軌跡の木」「薬箱の木」「生命の木」などと呼ばれている。モリンガは通常では一度で摂取する事が難しい高いレベルの一般栄養分・ビタミン類・ミネラル類・アミノ酸を簡単に補給できる。有効成分はビタミンCがオレンジの7倍、ビタミンA・ニンジンの4倍、カルシウム・牛乳の4倍、鉄分はほうれん草の3倍。これ以外にも多くの栄養素がひとつの自然食品から無理なく摂取できるのが特筆すべき特長の一つである。