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無病息災を祈って行われたネィンケ=16日、亀徳
平成21年8月17日(月)
ネィンケ 豪快に水かけ合う
徳之島町亀徳集落で16日、ネィンケ(水掛け)行事が行われた。 午前11時、広報マイクの「ネィンケー、ネィンケどー」の合図と軍艦マーチの音楽に合わせて、通行人や乗用車、交通整理のおまわりさん、誰彼かまわずに豪快な水掛が始まった。
ネィンケは亀徳集落の伝統行事で、稲作儀式に端を発するとの説や潮浴びの変形、男女で水を浴びせ、恋の意思表示に利用したなど諸説があるが現在は無病息災を祈る行事として盆明けの日曜日に集落内の県道沿いで行なわれている。
徳之島の民族学者、故松山光秀氏から生前聞いた話では、ミィンケは古い水を捨てて、新しい水に入れ替え、体に付いている悪を水で洗い流す生命再生の儀式で、かつては井之川や轟木集落でも行われていて、水のほか田の泥を掛けたりもしていたと言う。
                                                
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