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池間、反川集落による徳之島ちゅっきゃい節
平成21年8月18日(火)
母間ちゅっきゃい節夏祭り 
第16回母間ちゅっきゃい節夏祭り(母間校区振興会、相良 勇会長主催)が16日夜、母間新港多目的広場であった。 東天城中学校吹奏楽部演奏、吉村利美さんの弾き語り、安田梨沙さんの島唄に引き続いて、女性連による徳之島ちゅっきゃい節でオープニング。各集落単位の出し物や母間小児童による島唄などで、夏の夜を楽しんだ。 会場には屋台が軒を連ね、大勢の住民や帰省客などでにぎわった。
徳之島町役場職員で構成された特別ゲストの「クロスオーバー」が、本格的な生の演奏で楽しませ、高岡町長もサクスホーンで合流。 フィナーレは全員による六調で盛り上がった。


資料
徳之島民謡 ちゅっきゃい節 発祥地・母間
明治38年(1905年)頃、母間の扇間で成ちよさんが初めて歌い出した短い即興詩は、その青春の恋情を託する節回しの歌いよさ、歌詞の作り易さ、面白さから忽ち母間中の青年男女の間で歌いはやされた。 それがやがて母間の「ちゅっきゃいぶし」と呼ばれて徳之島全島へ、更に徳之島から大島郡の全域へとはやりにはやり、遂に奄美の人の行くところ本土の各地はもとより台湾、朝鮮、中国でも口ずさまれ、又船で遠く七つの海にも運ばれた。その間歌われた歌詞は数知れず、そして今も猶、歌い継がれている。

徳之島一切節の碑
徳之島町母間(本崎)に一切節の碑がある。一切(ちゅっきゃい)とは、短い一節の意味。
曲の区切りが短く軽妙であるところから名付けられた。節回しのよさ、歌詞の面白さなどから全島に広まり、現代まで時代を超えて島内外で唄われてきた。
おもに男女掛け合いで唄われることが多く、祝い事や宴会の席などで歌われ、唄遊びとして楽しまれている。
母間・本崎にある「徳之島一切節の碑」