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伊仙町東犬田布であった「綱かき」
平成21年9月28日(月)
伊仙町東犬田布で十五夜用の綱かき  
小学生も体験学習
伊仙町の東犬田布集落(国 悦巨区長、185世帯・約400人)で26日夜、「綱かき」が行われた。完成した綱は来月3日の「十五夜綱引き」に使われる。 ワラ不足で綱かきが一時中断し、市販のロープで綱引きを行っていたが、情緒がないと言う事で、今回3年振りに新調にこぎつけた。犬田布小の児童たちが作った餅米のワラと、古い縄を解いたワラを混ぜて直径約20センチ長さ40メートルの見事な綱を仕上げた。
伝統の継承のために小学校6年生の児童らも太鼓の音に合わせ「ヨイショ、ヨイショ」と力強い掛け声を掛けながら「綱かき」に参加した。
青年団長や議会議長などを勤めた事のある松下薫さん(80)は「犬田布集落は田んぼが多く、ワラも豊富で青年時代は100mぐらいの綱を作ったものだ」と当時を懐かしんだ。


児童らも体験学習