ティダマンデの徳之島 Home
過去の検索
食害にあったソテツの若葉=27日、徳之島町
平成21年9月29日(火)
ソテツ葉の食害 クロマダラソテツシジミ越冬・定着 
東南アジアに分布し、本来は日本に生息していなかった迷チョウのクロマダラソテツシジミが島内のほとんどの地域で確認され、越冬定着はほぼ確実と見られる。
クロマダラソテツシジミは1992年、沖縄本島で発生、近年は沖縄から南九州まで北上している。幼虫はソテツの成葉は食べないが、ソテツは年間を通して新葉を展開するので、途切れる事無く幼虫は食料を確保できることになる。冬を越せないと予想されていたが温暖化に伴う気温の上昇で、今後このまま定着するものと思われる。



クロマダラソテツシジミの幼虫 クロマダラソテツシジミの成虫