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サキシマフヨウ開花=15日、クビリ線にて
平成21年10月16日(金)
サキシマフヨウ開花  野山も秋の装い
南国徳之島もようやく朝夕涼しくなり、過ごしやすい季節になった。野山で秋の花サキシマフヨウが咲き始めた。九州南部から中国にかけて分布し、奄美では秋を代表する花の一つになっている。日当たりの良い林道などで自生し10月中旬から11月にかけて見ごろを迎える。花は直径10㌢ほどで白色や淡紅色。咲き始めは白くだんだん赤味を帯びるものもある。
サキシマフヨウの開花に会わせるかのよに、夏になると北方に移動し、秋になると南下を繰り返すアサギマダラも目にするようになった。アサギマダラは長距離の「渡り」をすることで知られ、9月23日に岐阜県でマーキングされたのが、11月2日に奄美で再捕獲されている。

南下を始めたアサギマダラ=15日、母間にて