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ニホンテングコウモリ(絶滅危惧Ⅱ類)=12日、伊仙町義名山 | |
平成21年11月13日(金) | |
絶滅危惧種 徳之島のコウモリ |
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数年前、当時の伊仙町立歴史民族資料館長の義憲和さんから、同町の義名山に空を多い尽くすほどのコウモリが住んでいたという話を聞いたことがある。話半分としても、興味があり夕方出かけてみた。
森は夕暮れとともに、野鳥がねぐらに帰り始め騒々しくなってきた。1時間近く待ってもコウモリが現れないので、近くの洞窟の中に入ろうとしたら、入り口に「ハブに注意」の看板。
恐る恐る入ると、壁面には無数のムカデと親指ほどのコオロギがへばり付いていて途中で引き返した。 辺りは真っ暗になり、帰る準備を始めると、目の前を一頭のコウモリが舞い始め、しばらくすると数頭に数が増えた。動きが早くピントが中々合わない。
帰り際、日本の固有種であり、分布も極めて限られた沖縄島と徳之島に分布する絶滅危惧Ⅰ類の「リュウキュウテングコウモリ」が小枝にぶら下がって休んでいる姿も見られた。 |
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コウモリが出入りしていると思われる洞窟 | リュウキュウテングコウモリ(絶滅危惧Ⅰ類) |