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リュウキュウアサギマダラの集団越冬=徳之島町
平成21年12月22日(火)
体寄せ合い集団越冬 =リュウキュウアサギマダラ=
強い寒気の影響で、徳之島でもここ数日、最低気温が10度を割り、肌寒い日が続いている。 寒い日が続く時期になると、奄美大島を生息の北限とするリュウキュウアサギマダラの集団越冬が始まる。 風の当たりにくい谷間の水辺近くの雑木林のつる性植物や枯れ枝に止まって羽を休める。 遠目には葉と同化。 気温が上がると羽をゆっくりと動かし始め、優雅に舞って行く。
マダラチョウ科の一種で、奄美を北限に東南アジアまで分布し、平均気温が15度を割ると集団で休眠。成虫で冬を越す数少ないチョウ。集団越冬は来年の2月頃まで見られる。
寒さとは関係ないが、伊仙町ではアルビノ現象の白いウナギが出現。(写真下)
アルビノは、メラニンの生合成に係わる遺伝子情報の欠損により、先天的にメラニンが欠乏する現象で、人間も含めた色々な生物に現れる。その為、体色や体毛が白くなるまれに見られる現象。環境の変化もその一因かと考えると、複雑な心境である。