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 ハイの交尾=午前2時ごろ、徳之島町金見
平成24年6月13日(火)
シリーズ午前0時
 徳之島・沖縄の固有種 「ハイの交尾」   No.52
 深夜の農道で徳之島と沖縄諸島に生息するコブラ科「ハイ」の交尾シーンを目撃。 ハブの交尾は年1回、24時間続くと聞いたことがあるが、目撃したハイはすでに絡み合った状態で、約30分後には離れて行った。
ハイの体色は背面がオレンジ色で腹面は黄白色。黒の縦条があり、猛毒のハブに比べて色彩豊である。 毒成分は、中枢神経に作用する猛毒を持っている。 徳之島の人達は尾に猛毒の針を持っていると信じ、毒針に刺されることを非常に恐れている。しかし、尾には毒針などはなく、単なる鱗が変化したものである。捕えると尾端で威嚇するような動作をする。 口が小さく毒牙も奥の方にあるのでこれまで被害報告はない。 それほど怖いヘビではない事が分かっていてもなかなか触れる気になれない不気味なヘビである。
【準絶滅危惧種】

 交尾目撃から30分後 捕えると尾端を押し付けて威嚇をする「ハイ」
 
 
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