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砂浜に打ち上げられたゴミと左上にかすかに見えるウミガメ
平成25年6月8日(土)
シリーズ午前0時   
ウミガメ産卵シーズン                No.58
 花徳浜では毎年10頭前後のウミガメが産卵をする。 今年もすでに5頭の産卵が確認されている。 数年前、産卵に上陸したアオウミガメが川に落ちて身動きが取れなくなり、新村集落の時 政盛区長等が救出を行った。 時区長は今年も産卵場所に看板を立
て注意を喚起している。(写真左) 
先日、時さん宅でウミガメ談義をして帰る途中、知人と遭遇。 「山にばかり行かないでたまには海の観察もしてみたら」と言われ、二人で深夜の花徳海岸往復約1キロを散策した。
波打ち際では小魚が飛び跳ね、砂浜ではヤドカリやカニが動き回り、シギ類の野鳥も見ることができた。夜の海岸も結構楽しいものである。
そろそろ帰ろうとして居る時、前方にウミガメの姿が見え、そっとしゃがんで観察していると、打ち上げられたゴミの手前で立ち止まり右往左往している。約10分ぐらい動き回った後、産卵をあきらめたのか海へと戻って行った。
砂浜に打ち上げられたゴミの山を見て、時さんが言っていた「カメもきれいな所にしか産卵しない」という言葉が脳裏をよぎった。
 


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