国の特別天然記念物     アマミノクロウサギ
巣穴の蓋を開けるクロウサギ

 生きた化石とも言われ、奄美大島と徳之島だけに生息する国の特別天然記念物「アマミノクロウサギ」の観察を行っていると分からないことが多すぎる。クロウサギは夜行性と言われているが白昼、サトウキビの新芽を食べてる姿を先日確認した。
 巣穴も3ヵ月近くも蓋がされていたのが急に開いたり、半年ぶりに開いたりと、休憩用の巣穴を転々と移動してるようである。 本日の画像は午後11時19分から42分までの23分間に撮影した51枚の写真を使ってアニメ風に編集したもので、外から戻って来て、巣穴の蓋をあけてる様子である。 毎晩のようにこのような行動が繰り返されていたが、ここ1月ほど、蓋が閉じたまま変化がない。この近辺はクロウサギによる農作物の食害も多い場所である。また最近、野良猫によると思われる3頭の捕食も報告されている。

 Home