徳之島の稙物 
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トクノシマカンアオイ (固有種) オキナワウラジロガシの板根 ダイサギソウ タニムラカンアオイ (固有種)
アダンの実 トクノシマエビネ(固有種) ソテツの実
トクノシマテンナンショウ (固有種) コンロンカ ウケユリ (奄美・徳之島固有種)

 奄美諸島には約1500種の植物が存在、そのうち226種が絶滅危惧種に指定されている。 徳之島には、8種の固有種と110種の絶滅危惧種があり、南限種と北限種が入り混じる貴重な島である。
 近年、開発や乱獲、盗掘、山野の荒廃などで植物を取り巻く環境が次第に悪化、中には絶滅寸前の危機にさらされているものもある。
 私たちは、自然の仕組みをよく知らないうちに人間の都合の良いように開発を行い、自然を破壊して来ている。 世界自然遺産登録が叫ばれる今、「昔はあった」という昔話ではなく、そこに行けば誰でもが出会えるそんな自然であって欲しい。

徳之島固有種以外は現在制作中。順次公開予定 
 (盗掘防止のため自生地の明記が出来ないのが残念です。)
参考文献
鹿児島県の絶滅の恐れのある野生動植物(植物編) 2003 鹿児島県

奄美の絶滅危惧植物 2006 山下 弘
琉球孤の野山の花 1999 片野田逸郎
改定・沖縄県の絶滅の恐れのある野生生物(植物編) 2006 沖縄県
日本の野生植物(草本) 1985 平凡社
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