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我輩の正体は明日発表
平成22年5月25日(火)
ステンドグラス!?
深夜の林道散策に出かけることは多いが、久しぶり日曜日の昼間、母間林道を足元の昆虫類を観察しながら当部へ抜けた。上の写真を夢中になって撮影してたら、対向車が来ているのも気付かず結構待たせてしまった。 車を交わしたあと、運転者が降りて来て「クビリ線」や野鳥の話で弾んだ。 自然界に興味を持った方だと想像。こういう場所を通る事自体がそうである。亀徳小学校の先生と言っていたが名前を聞くのを忘れてしまった。
亀徳小と言えば以前、深夜のクビリ線で白いタオルを頭にかぶり、昆虫採集をしている同小の大坪先生に出会ってビックリした事がある。
上のステンドグラスのような物体を撮影した後、水溜りに目をやると、アメンボが水の上をすべるように移動したりラブコールを送ったりと見ていて飽きない。 アメンボは日本での呼び名が世界共通になっている。アメのような臭いがし、棒のように細長いことからアメンボウと呼ばれるらしい。


【アメンボ観察】
ランデブー?? 右から
左から 後ろからちょっかいを出す「お邪魔虫」
ついに三重奏?
4~7月頃にかけて、交尾をするためオスがメスの上に乗って「おんぶ」をした状態のアメンボを見ることが多くなる。メスはオスを「おんぶ」したまま水中に潜り、水中の水草の茎などに乳黄白色の細長い形をした卵を約20個ほど列状に産みつける。卵は10日ほどでふ化する。水中でふ化した幼虫はすぐに水面に向かって泳ぎだし、水面に上がって来ると成虫と同じように水面で生活するようになる。幼虫は脱皮をくり返し、5回目の脱皮で成虫になる。
ふ化間もないアメンボ