ティダマンデの徳之島      Home
過去の検索
 
アメリカで活躍する徳之島出身者ら
平成23年10月5日(水)
牧野三佐男教授のロサンゼルス便り
アメリカから見た日本の姿
アメリカで活躍する徳之島出身者

「アメリカから見たに日本の姿」
日本ほど自然災害に見舞われる国は他にあまりない、地震、津波、福島原発事故、台風、そして大雨による水害と何十苦に、多くのアメリカ国民が恐怖と心を痛めたようである。再建復興の努力の中で、日本人が示した忍耐力と我慢辛抱強いのに大学の同僚がそれに教えている。 クラス全員が称讃していたが、ジョージという大学院生が日本人に落胆していると言う発言があり、理由を聞いてみると、それは、こうした日本国民の精神と忍耐力に見合う政治家が、中央政府にほとんどいなかったことを上げたのである。
菅総理には落胆し、被災地で苦しんでいる被災者の事を優先させないで政権争いに熱中している議員が目立っていたからである。
このような議員を選んだ私たち国民にも大いに責任があり、反省しなければならないと思うのである。 このような場合アメリカ国民は、自分たちが選んだ議員や大統領に直接手紙や電話をして強行に訴えるのである。 一方アメリカでは、あれほど高い期待を集めて就任したオバマ大統領もまた政治力が弱まり、支持率は40%を下回っている。私が会ったオバマ大統領を支持して投票した教授達もオバマの再選はかなり難しくなって来ていると話していた。
アメリカ国民も将来に不安を感じ、殆どの政治家に愛想を尽かしている。政治家たちは政敵のあらさがしばかりして、国のためになることには、ほとんど無頓着に見える。最近の世論調査によれば、連邦議会の現状に満足している米国民は、たったの12%である。

5年間で6人目となる野田新首相が誕生してもアメリカの新聞では小さくしか掲載していなかった。毎年首相が変わる国は他になく従って、首相の名前を知っている人が少ないのも不思議ではない。 日本の経済力が後退すれば、アジアと世界に対する影響力もまた低下し、いずれ二流国に落ち込むことになるだろう。悲しい事には日本の政治家や学者の中には、それもやむを得ない、という人もいる。日本国民がそろって決断すれば、世界の一流国の座にとどまり、その地位を維持する事は出来るはずである。


「アメリカで活躍する徳之島出身者」
 
アメリカで焼き鳥、ちゃんこ鍋、博多ラーメンなどの日本食レストランを展開する重田光康代表取締役(天城町)と牧野教授。
 

吉村 博光さん(天城町阿木名出身)1971年日本企業の駐在員として渡米1971〜1999年シカゴでカメラサービス技術者として働いていたが1999年6月からロサンゼルスに家族と一緒に移住し現在キャノンカメラ・ビデオの修理会社を経営20名の技術者で一ヶ月に四千台の修理を行っている。

 

直 正人君=左=(19歳 岡前出身)3月に徳高を卒業し4月からロサンゼルスの新撰組に就職。現在の心境はアメリカ生活と仕事が面白くて毎日が勉強ですと言っていた。

稲 幸之助さん(38〜40歳?伊仙出身)レストラン新撰組のラーメンのだしを作る工場長、幹部従業員である。工場ではアルミ製の大きなドラム缶程の鍋で豚の頭を24時間炊いてダシをつくるとのことである。

 

「アメリカンドゥリームを夢みてロサンゼルスで活躍
西元和彦・美代子夫妻(天城町与名間)1971年農業実習生として渡米し、現在ロサンゼルス市近郊のウエストミンスター市で庭園業(メンテナンス)を経営し、従業員はメキシコ系の人が多く西元さんに同行して仕事ぶりを拝見したが西元さんは何カ所もの現場を回りスペイン語で従業員に仕事の説明をして色々と仕事の指示をしていた。家族は美代子夫人との間に一男3女、いずれも、カリフォルニア大学(UCLA)を卒業し小学校の先生や一流企業に就職している。7名のお孫さんにも恵まれアメリカにすっかり根を下ろしている。現在南カリフォルニア鹿児島県人会顧問、南カリフォルニア奄美会幹事長やいろんな役職に携わり多くの奄美出身者のお世話をしている。また美代子夫人は婦人会長等歴任いろいろと日本からの来客のお世話をしている。西元ご夫妻にお願いすればすべて上手く行くようである。 
写真:西元和彦・美代子ご夫妻自宅前


Home