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事故死したクロウサギ=天城町
平成23年10月7日(金)
徳之島でクロウサギの死亡事故急増中
国指定特別天然記念物のアマミノクロウサギは、世界中で奄美大島と徳之島だけに生息する希少野生生物。 現在、徳之島に生息するアマミノクロウサギは、2003年に行われた調査によると200頭前後と推定されている。 ところが、近年、死亡個体の報告が急増してり、2008年度には、交通事故やノイヌ、ノネコの捕殺により1年間で16頭の死亡が報告された。 アマミノクロウサギ
は、徳之島が世界に誇ることのできる宝の一つである。
今月1日から、環境省奄美野生生物保護センターのアマミノクロウサギ交通事故防止キャンペーンも始まっている。「交通事故はわたしたち一人ひとりが気を付けることで、減らすことが出来ます。みんなの力で、アマミノクロウサギを守りましょう」と、安全運転を呼び掛けている。

 徳之島における2004〜2008年度までの死亡報告数  徳之島の死亡事故多発場所
(奄美野生生物保護センター パンフレットより) 

交通事故で死亡したクロウサギ=天城町 捕殺と思われるクロウサギ




傷ついたクロウサギがあなたの目の前に!
そんな時は、下記に電話をして下さい。 もし、クロウサギをひいてしまっても、故意でなければ罪にはなりません。

環境省奄美野生生物保護センンター 0997−55−8620
徳之島町教育委員会  :0997−82−2908
天城町教育委員会   :0997−85−5237
伊仙町歴史民俗資料館:0997−86−4183

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