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平成23年2月2日(水)
徳之島の星空手引書発行  =伊仙町出身 義山彰宏さん=
伊仙町出身で元中学校長 義山彰宏さん(76)=鹿児島市=が、徳之島の星空について調べた「徳之島の自然 天文編」をまとめた。 義山さんは、面縄中学校校長、県立博物館学芸指導員、鹿児島地方裁判所民事調停委員などを歴任。 現在、環境省環境カウンセラー、NPOエコかごしま理事長などの要職に就いている。 これまでも「徳之島の自然」をテーマに地質・気象・植物・昆虫・貝類の各分野について調査・研究し、まとめている。犬田布中在職時(1988年)には、徳之島に自生する植物の方言名を調べ「徳之島路傍300種に親しむ」と題しまとめた。 今回の天文編には、島に語り継がれる七夕伝説「天人天降れ」や犬田布岬で撮影した夜空の写真、誕生星座や四季の星座のさがし方などを紹介している。 特別寄稿(卯年に寄せて)では、特別天然記念物アマミノクロウサギについて記述している。 義山さんは「星空観察の一助になれば」と話している。        問合せ先:099(281)3605(義山)


仕事柄、色んなジャンルの書物を頂く事が多い。難解で読むのに一苦労するものから会社の宣伝オンリーのもの、心に残るもの等々様々である。そんな中から、最近頂いて心に残った数点を紹介。

県美術展など数多くの受賞暦を持つ勝 弥生さん=徳之島町亀津=の画集「いのちの軌跡」続編。 自分のイメージで描いたと言う「徳之島の昔話」、「模写シリーズ」、「身近な人達」など力作が68ページに凝縮されている。


アマミノクロウサギの子育てを描いた絵本「とんとんとんのこもりうた」(いもとようこ作=講談社刊)。クロウサギ親子の愛情がにじむこの絵本は、子育て中の若い母親たちの間で人気だと言う。この原作を元に劇団道化による演劇 「とんとんとんのこもりうた」が2月24日、徳之島町文化会館を皮切りに奄美の各島々で公演される。 (劇団道化の中村芳子理事より頂いた一冊)


明治41年(1908)栃木で生まれた田中一村は、芸術の最終段階を追及する舞台となった奄美での凛とした生き方を、没後、南日本新聞が取り上げ、それをNHKが特集して一気に注目を浴びた。「新たなる全貌」では、新発見の作品や資料を数多く掲載。画家田中一村の新たな魅力が感じ取れる。 発行:千葉市美術館、鹿児島市立美術館、田中一村記念美術館。 (徳之島町から奄美パークへ出向中の米山太平さんより頂いた一冊)
  
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