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大型クレーンで吊り上げられる橋桁=8日、徳之島町花徳
平成23年2月12日(土)
着々と進む花徳「小湊橋」建て替え工事
老巧化に伴い通行止めとなっていた徳之島町花徳の小湊橋の橋桁が8日、架設された。同橋は、東天城中学校の通学路や住民の生活道路として利用され、早期の建て替えが要望されていた。昨年8月に新築工事に着工したが、支持杭施行時に予想外の岩盤層の出現などで進捗が遅れていた。昨年末、下部工(芝田組、竹原建設施行)が完了し、このほど護岸工(豊栄建設施行)も完了。先月末より芝建設に引き継がれ、8日早朝より橋桁設置作業が行われた。当日は、交通量の少ない午前5時より、亀徳新港に待機させてあった大型トレーラー(全長25m)で、東天城中学校前広場まで橋桁を運搬し、そこから1本づづ現場へ搬入。現場の福山自動車前には、220トン吊りのドイツ製クレーンがセットされ、計5本の架設が行われた。完成予定は3月末。

【写真特集】
旧小湊橋=平成18年頃 新築工事が進む小湊橋=平成23年2月10日 後方はスリバチ山
下田橋を通過する橋桁 旧向井医院前
全長21.9mの橋桁、トレーラーを含めると約25m
220トン吊りの大型クレーン 5本の橋桁設置が完了
  
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