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盗掘植物を調べる徳之島警察署員=15日、午後4時ごろ
平成23年2月16日(水)
徳之島固有種「トクノシマテンナンショウ」など根こそぎ盗掘
窃盗団 御用!
内偵中だった徳之島固有種の「トクノシマカンアオイ」など、絶滅危惧種の盗掘グループが15日、徳之島町大原で、鹿児島県希少野生動植物保護条例違反などの現行犯で徳之島警察署に身柄を拘束された。環境省カテゴリーで、ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いとされている徳之島固有種の「トクノシマテンナンショウ」(絶滅危惧ⅠA類)など十数種類872固体を盗掘。 同盗掘グループは、男性2人でレンタカーを使い、徳之島の高山に登って、わずか数本しかない希少種など、育てやすくマニアの間で高価で取引されてる植物ばかりを選んで盗掘していた。鑑定に協力した地元の植物愛好家らは、余りの数の多さにショックを受けていた。
鹿児島県の条例で定めた動植物を捕獲すると、1年以下の懲役か50万円以下の罰金が科せられる。

 
【写真特集】
徳之島町大原の現場 盗掘植物の確認をする徳之島署員
数の確認作業
鑑定に協力する地元植物愛好家 t徳之島固有種 「トクノシマエビネ」
徳之島固有種 「トクノシマカンアオイ」

絶滅危惧Ⅱ類 「トクノシマカンアオイ」

マニアにとっては喉から手が
出るほど貴重な盗掘された
絶滅危惧種の数々。
 
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