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戦時中に作られた堤防=天城町浅間
平成23年3月8日(火)
浅間の戦時中遺構 飛行場と共に作られた堤防
陸軍浅間飛行場は昭和18年12月6日から本格的な工事が始まっている。 海に面した三方に2~3mの堤防を築いたが、その一つがここである。 島内から2280名をはじめ、奄美から650名、また生徒など総勢4280名を徴用し、人力主体の突貫工事で翌年の6月に完成した。
堤防下部の玉石は主に沖永良部・与論の350名によって秋利神から、上部の石垣は湾屋や防空壕の石灰岩を運び、石工が積み上げた。ここは数少ない戦時中の遺構である。
建設期間、昭和19年1月~6月。大きさ(約)長さ90m、幅3.6m、高さ4.5メートル。
                     (天城町教育委員会が平成23年2月設置した案内板より引用。)
  
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