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鹿児島の匿名の方から届いたトクノシマエビネと松村さん=10日、天城町当部
平成23年3月11日(金)
徳之島の自然に返して!
タイガーマスクから希少固有種「トクノシマエビネ」届く 
徳之島の希少固有種の盗掘被害を新聞紙上で知った鹿児島市の山野草愛好家Aさん(匿名)から9日、、天城町当部のNPO法人「クロウサギの里」理事長 松村博光さん宛に1個のダンボール箱が届いた。箱の中には一通の手紙と絶滅危惧種で徳之島固有種の「トクノシマエビネ」約70株が入っていた。
手紙には、「約10年位前、瀬戸内町の知り合いから5~6株譲り受けてもらったものが年々増えてきたものです。徳之島のものだといっておりました。この際徳之島の自然に返してやるのがいいのではないかと考えておりましたが、その方法がわからずにおりました。新聞で松村様の事を知りましたので送ります。ご迷惑とは思いますが徳之島の山に返して下さいませんでしょうか」と記されていた。松村さんは「当部集落の自然体験学習森林内に移植して、大事に見守って行きたい」と語った。


盗掘跡に放置されたオオアマミテンナンショウ=10日、伊仙町
また希少固有植物盗掘跡
今年の1月、絶滅危惧種で徳之島固有種の「オオアマミテンナンショウ」が盗掘され、マスコミ等で大々的に報道されたばかりだが、10日、同じ場所で再び盗掘跡が発見された。現場には途中から折られた無残なオオアマミテンナンショウが放置され、真新しい盗掘跡が数ヶ所確認された。
  
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