ティダマンデの徳之島      Home
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赤土畑を開墾する青年=天城町西阿木名
平成23年3月19日(土)
東日本大震災から一週間
東北地方太平洋沖地震発生から一週間が過ぎた。テレビから流れる悪夢のような映像に目頭が熱くなる。地震・津波に追い討ちをかけるかのように原子力発電所の事故。被災地では寒さも加わり、避難生活に疲れの色が滲んでいる。未曾有の天災に全国各地で、そして全世界から皆でたすけてあげようと言う動きが出ている。先月大地震が発生したニュージランドから、徳之島を3回訪問した事のある方から励ましのメールなども届いている。『・・略・・つらく悲しい思いをされている皆さんどうぞこの時期を乗り越えてください。・・略・・「ニッポン頑張れ・頑張れニッポン」』。

昭和23年、奄美の歴史的な祖国日本からの行政権分離、異民族支配という二重苦の中、島の情緒を素朴に歌った明るく軽快なテンポの「農村小唄」が、すさんだ島の人々の心に潤いと安らぎを与え、希望をもたらした。

♪唐鍬(とうげ)の軽さよ ヤレか那と打ちゅる 
 荒地畑(あらちばて)ぬ ソレ唐鍬の軽さよ♪

唐鍬を振り上げ、原野に赤土畑を開墾していく青年(写真上)。 忍耐強く勤勉な国民性が助け合い励まし合い、赤土畑を開墾するが如く被災地の一日も早い復興を願いたい。
  
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