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険しい崖下で調査する会
平成23年3月23日(水)
希少植物の盗掘防止パトロール  =伊仙町自然環境保全審議会=
伊仙町で22日、徳之島の希少植物を大量に採取した二人組みが逮捕された事件を重く受け止め、関係各課の課長や自然保護推進委員らで組織された伊仙町自然環境保全審議会が、町内の絶滅危惧植物自生地の盗掘防止パトロールを行った。 同町は、全域が琉球石灰岩土壌からなり、石灰岩特有の希少植物が多種自生している。
自然環境保全審議会で盗掘パトロールを行うのは今回が初めてで、オオカナメモチ(絶滅危惧ⅠA類)やヒメスイカズラ(絶滅危惧ⅠB類)など、伊仙町特有の希少植物の勉強会も兼ね、町内全域のパトロールを行った。 参加した会員からは、初めて知った植物もたくさんあり希少性が良く分かった。 今後も定期的なパトロールを行ったり、3町や警察署とも連携して、徳之島全域でのパトロールなど、自然保護活動の強化をしようという活発な意見が多数出された。


採取をまぬがれた「オオアマミテンナンショウ」(左)と 「トクノシマカンアオイ」。 共に絶滅危惧種
伊仙町自然環境保全審議会のメンバー

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