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聞き取り調査をする宮本准教授=天城岳山頂
平成23年3月25日(金)
鹿児島大学宮本准教授来島
天城岳山頂で聞き取り調査やディスカッション 
今年1月、伊仙町のほーらい館であった徳之島フォーラム「徳之島の未来、世界遺産」のパネリストを務めた鹿児島大学理学部の宮本旬子准教授が来島。NPO法人クロウサギの里会員や徳之島虹の会会員が同行して、希少植物などを観察しながら天城岳登山を行った。頂上で昼食を済ませた後、島に現代文化が入って来た時期や原因などの聞き取り調査や座談会が行われた。参加者から、「稲作文化が消えた事によりあらゆる物事にに近代文化が入り込んで来た」。「テレビが映るようになり方言、伝統行事などが消滅している」。「子供たちに伝統行事などを伝承する必要がある」などの意見が出た。
宮本准教授は、日本の野生植物が「どのような来歴で自生するようになったのか」「どのように絶滅することがあるのか」について遺伝子や染色体の分析技術を使って研究している。


登山道入り口 ギンリョウソウ
徳之島を南限とする 「ナンゴクホウチャクソウ」 中腹にある拝所
徳之島固有種「ハツシマカンアオイ」(絶滅危惧ⅠB類
山頂の拝所 山頂から望む山集落
ガスの切れ間に浮き出たクビリ線 手前:天城岳連山、左奥:井之川岳、右奥:犬田布岳
徳之島固有種 「トクノシマスゲ」(絶滅危惧ⅠB バライチゴ
ヤブツバキ サクラツツジ
アリドオシ 下山
  
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