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被災地に向け新ジャガを積み込む関東徳州会メンバーら=29日、東京有明埠頭
平成23年3月31日(木)
徳之島~関東が連携
新ジャガ「春一番」を被災4県に届ける 関東徳州会青年部
徳之島3町で組織する関東徳州会の青年部が東日本大震災の被災地に「ホカホカのバレイショを食べてもらいたい」と呼びかけたところ、徳之島3町をはじめ農家なども賛同。約18トンの新ジャガイモや黒糖、タンカンがフェリー飛龍21に積み込まれ26日夜、亀徳港を出港し、29日午前、東京有明埠頭に到着した。同会青年部ら約100人がコンテナからトラック3台に積み替え、「小さな南の島からも応援しています」と書かれた横断幕を付けて被災地へ送り届けた。


“被災地へ春一番”                  レポーター:関東通信員 保岡達也
 白と水色のツートンカラー、オレンジの煙突にAのマーク、郷愁かられる船は、沖縄 → 奄美大島 → 東京 を結ぶクルーズフェリー飛龍213月29日(火)定刻より少し早い午前9時、東京有明埠頭接岸。約1時間後、港の駐車場で待機していた関東徳州会(三町郷友会)のメンバーら約100名の前に大型フォークリフトがドーン!!と運んできたコンテナには、 未だ寒さ続くなか、避難所生活を余儀なくされている被災地の方々のもとへ届けたいと、この春収穫された「赤土ばれいしょ春一番」18tのほか、山の松本幸徳さんが供した、たんかん400㎏、伊仙の徳南製糖さん提供の黒糖165袋等、東北関東大震災の被災地へ寄せる徳之島の皆さんの温かな心がぎっしりと詰まっていて、ジャガイモ箱からは新鮮な故郷の土の匂いが漏れていた。その想いを引き継ぎ、各被災地へと届けるべく集まった100名の手で輸送トラック3台へ積み替え、「ふるさとの想い、徳之島の結いの心を届けよう」と同会樺山浩三会長の挨拶の後、午前11時50分下記6ヶ所の被災地へと出発、翌30日午前中までに全ての配送を完了した。

岩手県 釜石市      4t 
  〃 大船渡市      4t
宮城県仙台徳洲会病院 2t
福島県相馬市       4t
 〃 いわき市       3t
茨城県北茨城市      1t

      ※ たんかん、クルザタは各地に按分してお届けしました。

 なお、これまでの経緯や、被災地の状況等については、関東徳州会青年部にて早急にレポート等をまとめ、なんらかのかたちで島の皆さまへご報告致します。
 島から届いたのは物資だけではありません、徳南製糖従業員ご一同様からのお見舞いの手紙「被災された方々のことを想うと気の毒で気の毒で・・・」 手書きのメッセージには心打たれました。三町長連名の書簡と共にしっかりお届けしてきましたのでご安心下さい。最後に、支援物資の輸送等に関してご尽力下さった皆さま方を紹介させて下さい。

前建設工業様・錦江運輸様・保岡興治事務所様・徳田毅事務所様

ムール、ユイワク/オボラダレン!!

 
【写真特集】
新ジャガを収穫する徳之島町役場職員ら(掲示板投稿写真より) 個人でも支援ジャガの収穫
天城町の支援物資 (当掲示板投稿写真より) 寄贈する支援物資の前で徳之島3町関係者ら=亀徳新港
積み替え風景 積み替え
積み替え トラック横断幕
積み込み全景
北茨城市支援物資収集所 仙台徳州会での荷降ろし作業
平競輪場支援物資搬入口 北茨城市議長へ目録贈呈
出発式=東京有明埠頭
 
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